【読書】マッキンゼーで当たり前にやっている働き方デザイン

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目次

はじめに

働き方デザイン表紙

こんなことを考えたことはありませんか?

「もし今日が人生最後の日だとしたら、どう過ごしますか?」


「お腹いっぱい食べる」「貯金を全部使う」「本をいっぱい読む」「一日中ゲームする」「パソコンの中身を消す」

などなど、普段の生活と異なる過ごし方をすることが多いではないでしょうか。
ちなみに私は「家族と共に過ごす」です。

どのように最後の日を過ごすかは人それぞれですが、共通しているのは「やりたいことをやる」だと思います。

今回紹介する本はそんな「やりたいこと」と「仕事」を結び、自分が本当にやりたい仕事について考えるきっかけを与えてくれます。
この本は「仕事に対して何かしら不安や不満を持っている」人にオススメします。

概要

【マッキンゼーで当たり前にやっている働き方デザイン】

著者:大嶋 祥誉

将来の仕事に対して不安を感じているビジネスパーソン向けに、これからの働き方をデザインする方法について解説する

感想

本書で特に気に入った箇所についての感想を書いていきます。

「今、生きている」ことにフォーカスして、自分が何をしたいかを真剣に考え、行動したほうがいい(p27)

普段生活する上で、冒頭に書いた「もし今日が人生最後の日だとしたら、どう過ごしますか?」のようなことについてあまり考えたことがなかった。
常に「明日」がある前提で物事を考えているので、「将来こんなことやりたい」「いつかこれをしたい」などについて考えたことはあるけど、限られた時間の中で本当にやりたいことは何かについて、真剣に考えたことがなかった。

自分が本当にやりたいことは何かについて考えるきっかけを与えてくれた。

自分が「これをやっていれば楽しい」「こんなことになれば幸せ」と、感じられるような生き方そのものが「仕事」になってしまう(p47)

本書を見つけたとき、ちょうど仕事で嫌なことが続いていたので、この言葉に救われた気がした。

「楽しくやっていることそのものが仕事になりえるんだ」「今の仕事じゃなくてもいいんだ」と。甘い考え方かもしれませんが、この考え方によってだいぶ気が楽になった。

「働き方デザイン」で大事なのは、自分の仕事を「しなければならない」で考えるのではなく、「どうしたら楽しくなるか、幸せになるか」で、考えるということ(p103)

正直に言うと、仕事は義務だと思ってた。このまま何十年も続くものだと思ってた。

楽しいことや辛いことがあっても、「しなければならない」ことだから、割り切っていた部分があった。だから、将来どうなりたいか真剣に考えたことがなかった。

でも不思議なことに、この文章を初めて読んでいたときに、現在の仕事のことについてまったく思い浮かべていなかった。

好きでたまらないものを究め、「圧倒的な1位」になる努力をし、発信する。(p124)

「圧倒的な1位」になるためには努力を続けなれなばならない。好きなものだからこそ、続けられる。

つまり、他人から見れば努力だが、自分から見ると努力ではないことこそが、好きなことだと思う

すべてを楽しめない人は自分の好きなことも楽しめない(p242)

「嫌なことも楽しめない人は、自分の好きなこともずっとやり続けられないよ」(p242)

グサッときた。好きなことだけやればいいんだと思った矢先、これである。

筆者と同じく、「ハッ」とされられました。

「嫌いなことを楽しむ」ということは考えたことはあるが、嫌いなこと関連なので、あまり覚えていません。
言い訳はいくらでも出てきそうだから、あえてしません。

だから、「好きなこと」につながるような「嫌なこと」であれば楽しめるように頑張るが、明らかに無関係であれば、やらない。
「嫌なこと」だからこそ、「頑張る」。「好きなこと」であれば、頑張るは必要ない。

まとめ

こんなに長い本の感想は初めて書きました。書いてみてわかったのですが、読んだだけでは気づかなかったことが、書くことによって形として現れて、気付けるようになるんだなって。

さまざまなビジネス本を読んできたが、今思えば、どうなりたいかという目的はもっていなかった。ただ世間で流行っているビジネス本の中から気になる本を読んだだけで終わっていた。

でも今は違う。はっきりした目的を持って、本を読むようになった。

今後も読んだ本の感想についてまとめていきます。

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