携帯キャリアと格安SIMのメリット&デメリット

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はじめに

家計の支出について分析しているときに、必ず一回は思ったことはありませんか?

携帯電話の料金をもう少し抑えることができないか?

あまり携帯使ってないのでお金がもったいない

そもそもなぜ携帯電話の料金はこんなに高いのか?

私も普段あまり携帯を使ってないので、料金を抑えたいと思い、2015年12月に楽天モバイルの格安SIMに乗り換えました
格安SIMに乗り換えたことによって、2019年8月現在まで毎月3.1GBのプランで、料金は1730円、高くても2300円程度と、かなり抑えることができました。

この記事では大手携帯キャリアと格安SIMのメリットとデメリットについて紹介していきます。

大手携帯キャリアのメリット

通信が安定

キャリアと契約したとき、通信速度が遅いと感じたことはありませんでした。ネットサーフィンしかしてないのですが、満員電車においてもストレスなく携帯を使えました。

サポートが充実

大手携帯キャリアはサポートが充実しています。携帯ショップが多いので、トラブルやわからないことが発生した場合は対応しやすいです。新しい携帯に変えるときやプランを変更するときも基本携帯ショップの店員さんに任せるので便利です。

大手携帯キャリアのデメリット

携帯料金が高い

大手携帯キャリアの一番のデメリットはやはり携帯料金の高さではないでしょうか

キャリアによって多少誤差はありますが、家族割引なしで1ヶ月5GBのプランを契約した場合、通信料金だけで約5000円~6000円掛かります。ここからさらに携帯本体の料金がプラスされるので、更に高くなります。

そして各携帯キャリアは今後総務省が主導している「分離プラン」が義務付けられるので、今まであった携帯電話本体の割引料金(毎月割、月月割など)がなくなります。そのため、毎月の携帯料金が更に高くなるでしょう

2年縛り

2年縛りも大きなデメリットの1つです。というのも一度契約すると、2年経たないで解約した場合、9500円の解約金が発生します。しかも2年経った後の24ヶ月~26ヶ月(更新月)に解約、プラン変更しないと、また2年間の契約が自動更新されるので、途中で解約したくても解約金が発生するので、気軽に解約できません。なのでもし他のキャリアなどでより安いプランがあったとしても、他のキャリアに移すことに対して躊躇してしまいます。

料金プランがわかりにくい

携帯電話の料金プランがたくさんあるから、わかりにくいと感じたことはないでしょうか。キャリアからすれば、いろんなお客さんのニーズに合わせた結果、料金プランの種類が多くなり、複雑になったのかもしれませんが、利用している側から見れば、自分が利用しているプランが理解できない時点で、果たして自分のニーズに合ったプランと言えるのでしょうか。さらに、複雑な料金プランやオプションがたくさんあるせいで、よく理解できないまま店員さんが勧めてくるサービスをそのまま契約して、結局使わないで余計な料金まで発生する可能性も十分にあるのではないでしょうか

格安SIMのメリット

料金が安い

格安SIMの一番のメリットは何と言っても料金の安さです。私が契約している楽天モバイルの格安SIM(通話SIM)の場合、3.1GBのデータ通信容量で、毎月1600円(税別)です。ただし電話する場合は別途通話料金(20円/30秒)掛かります。ちなみに余った通信容量は翌月に繰越ができるので、毎月使い切るように意識する必要はありません。

私は普段家ではWi-Fiを使うので、データ通信は通勤時間と休み時間でしか利用していません。加えて、通話はほどんどせず、外では動画もあまり見ないので、3.1GBは私にとっては十分です。毎月2GB前後翌月に繰越できています。

格安SIMの料金が安い理由

・大手携帯キャリアの回線を借りている
 自社で設備を用意する必要がないので、料金に設備投資分のお金を上乗せする必要はありません。
・実店舗がない
 販売店がほとんど持たず、インターネットを利用して販売しているため、実店舗を運営するより少ない金額で済みます。

楽天モバイルで過去一年間(2018/08〜2019/07)の利用明細を掲載します。

解約はより柔軟にできる

格安SIMによって異なりますが、楽天モバイルの場合、最低利用期間(期間はプランによって異なる)が過ぎれば解約はいつでもできます。最低利用期間というのは名前の通り、最低限利用し続けなければいけない期間のことです。これは大手携帯キャリアの2年縛りの仕組みと同じで、最低利用期間内で契約すると契約解除料9800円が発生します。しかし最低利用期間さえ過ぎれば、いつでも解約できますので、また2年間待つ必要はありません。

格安SIMのデメリット

通信速度が時々遅く感じる

満員電車でネットサーフィンするときに、ページの読み込み速度が遅く感じることがたまにあります。格安SIMでは自社の回線を持っていないので、基本大手携帯キャリアの回線を借りています。そのため、回線の信頼性は大丈夫ですが、どうしてもキャリアの回線速度より遅くなります。しかし、遅いと言っても、体感できるのは満員電車のときくらいなので、あまり気にしていません。

キャリアメールは使えなくなる

携帯キャリアにはキャリアメールが用意されていますが、格安SIMはキャリアではないので、格安SIMに移行すると、キャリアメールは使用できなくなります。これは人によっては困るのではないでしょうか。というのも、世の中にあるいろんなサービスを利用しようとしているときに、場合によってはキャリアメールがないと利用できないサービスがあります。そのため、キャリアメールがなくても困ることがないか、注意する必要があります。(私の場合は4年間くらいキャリアメールがなくても、困ったことは特にありませんでした)

キャリアメールとは

キャリアメールとはメールアドレスの末尾が「〜@docomo.ne.jp」のような、キャリアの名前が入っているメールアカウントのことです。

携帯キャリアの料金が高い理由

最後に、なぜ携帯キャリアの料金が高いのか、その理由が少し気になりましたので、紹介していきたいと思います。

設備投資

携帯キャリアの事業において、通信の安定性を維持することが重要です。万が一通信の品質が損なわれたときに、全国規模で多くの人に影響を与えてしまいます。2018年12月6日に発生したソフトバンクの通信障害が多くの人たちに影響を与えたように、キャリアで障害が発生すると、被害は甚大です。
そして、通信障害が発生しないように通信サービスの品質維持&向上するためには通信設備投資が必要不可欠です。設備投資にお金が必要で、そのお金は通信料金で回収するので、通信料金が高くなります。

携帯ショップ

全国にある携帯ショップが料金が高い原因の一つとなっています。携帯ショップのほとんどは代理でキャリアの携帯を販売する全く別の会社なので、キャリアは代理で販売してくれる会社にお金を払っています。そのため、このお金も通信料金に反映されています。

まとめ

大手携帯キャリアと格安SIMのメリット及びデメリットについて紹介しました。格安SIMはキャリアの回線を借りているから、安い料金を実現できています。そのため、格安SIMを安い料金で利用できているのはキャリアのおかげでもあります
楽天モバイルは2019年10月以降、自社回線へ順次移行するとのことですが、対応製品にiphoneがないので、移行した後の通信状態などについて少し気になっています。

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