【読書】読書記録(2020年8月)

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目次

はじめに

今回は8月に読んだ本の振り返りとなります。

8月読んだ本のうち、真面目な本は少ないです。
後半で紹介しますが、読書メーターに登録してないだけで、「軍神ちゃんと呼ばないで」という漫画となろう系の小説にハマっていました。
それに加えて、ブログの方も順調に更新してて、8本の記事を更新しました(過去最高)
なので、8月は割と充実して過ごせました。

2020年8月読んだ本

8月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:597
ナイス数:0

幸福論 (岩波文庫)幸福論 (岩波文庫)
読了日:08月23日 著者:アラン
哲学入門 (新潮文庫)哲学入門 (新潮文庫)
読了日:08月26日 著者:ヤスパース

読書メーター

幸福論 (岩波文庫)

購入してから1年以上経っているので、なぜ買ったのかも忘れてしまいました。
おそらく過去の名著について調べたときに見つけたのだと思います。
買ったあとにそのまま積本となっていたが、ようやく読み終わりました。

今回は先月の反省を活かして、大事な箇所を後で確認しやすように付箋を貼ってみました。
1年前も同じように付箋を貼っていたが、面倒だったからやめていました。
でもこうして改めて見ると付箋を貼ることによって気になった箇所を簡単に見つけられるので、
探す手間がだいぶ省けました。
これからも付箋を貼ってみようかな。

少し脱線しましたが、内容について簡単に触れていきます。
「幸福論」は著者であるアランがルーアンの新聞に連載された幸福に関する93もの「プロポ(哲学断章)」を収めたものです。一つ一つのポロぽは3ページから5ページほどの長さで、気軽に読めます。

哲学と文学を巧妙に入り交えた文章は非常に独特で、読んでみた感想として、わかるようなわからないような感じでした。
ただし以下の内容は最近読んだ本の中で一番印象深かった。

自由な行動だから幸福なのである。自分で規則をつくりそれに従っているから幸福なのである。一言でいえば、サッカーであれ学問研究であれ、規律を認容しそれにしたがうから幸福なのだ。そしてそういう義務は遠くから見るかぎり、おもしろくない。それどころか不愉快なものだ。幸福とは、報酬など全然求めていなかった者のところに突然やってくる報酬である。

本当にこの通りだと思った。まさかここまで共感できるような文章に出会えるとは思わなかったので、驚きました。

哲学入門 (新潮文庫)

タイトルに惹かれて6月に購入しました。
私は一体何冊の「哲学入門」を読めば入門できるだろうかと買うたびに悩む。

結果から言うと、この本はいわゆる初心者に向けての哲学入門ではなく、著者であるヤスパースの哲学に対する入門でした。
最初の数十ページこそ何とか理解できたが、そこから先は無理でした。
内容が抽象的すぎて、何を言ってるのかが一ミリも理解できなかった。
ヤスパース哲学の入門とはいえ、ここまで理解できないのは初めてかもしれない。

最終的には30分くらいで斜め読みで読み進めていきました。

買う前に内容をもっとよく調べておけばよかったと少し後悔してます。

その他

8月は哲学関連の本は少なかったのですが、漫画となろう系の小説は結構ハマって読んでました。
どれも初めて読んだもので、kindle unlimitedでおすすめとして出てきて、試しに読んだらハマりました。
kindle unlimitedは数年前から入っていましたが、何だか最近急にラインナップが充実してきているイメージです。

軍神ちゃんと呼ばないで

3巻までkindle unlimitedで読めるのですが、最終的には全巻大人買いしました。

主人公である上杉謙信(ニートお姫様)は普通にニート生活満喫しているのに、周りが勝手に誤解してどんどん後戻りができなくなってしまうコメディです。

もちろん歴史に疎くても充分楽しめます。

転生した受付嬢のギルド日誌

よくある転生モノですが、主人公は最強ではありません。ついでに前世の記憶もそんなに覚えていません。無双もしません。受付嬢ですから。
その代わり、鑑定スキルと障壁スキルなどの非戦闘スキルを使って活躍していく物語です。

この世界ではスキルなどのステータスは見れないようになっていて、住人たちは自分にどんなスキルを保持しているかはわからない状態です。
そんな中、主人公だけ鑑定スキルによってステータスが見れます。もちろん周りにバレてしまうと大変なので、自分が持っているスキルがバレないように注意しつつ周りをサポートしていく感じです。

2巻まで一気に読んでました。

ネタキャラ転生とかあんまりだ!

よくある転生モノです。主人公(♂)はオンラインゲームにハマってて、事故によって異世界に転生します。
転移した世界ではハマっていたオンラインゲームのキャラとなっていました。そしてこのキャラは最強キャラではなく、可愛さ全振りのネタキャラ(♀)です。しかしネタキャラとはいえ、一応強い部類に入ってます。
また、転移した世界はどうやらゲームの世界ではないみたいです。

最初は主人公(♂)としての思考が強いですが、どうやらゲーム内のキャラ(♀)と融合したような状態で、主人公(♂)としての思考がいつの間にか消えてしまいます。
元のゲームでは決して最強ではないですが、この転生した世界では最強っぽいので、ドラゴンやら古代魔族やら伝説上の種族を可愛がっていきます。

そしてサブキャラの描写が非常に丁寧であることがこの作品の特徴の一つです。おそらく主人公は最強だから、戦闘になると一瞬で終わってしまうことが理由なのではないかと思うのですが、とにかくそれぞれのサブキャラに焦点を当てて細部まで掘り進んでいきます。
それでいて主人公が無双しているところもちゃんとありますので不完全燃焼とかもないです。

まとめ

8月は真面目な本はあまり読めてなかったのですが、いろんな作品にハマっていたので、結構楽しかった。
今後もこのような感じで真面目な本を読みつつ、楽しんでいきます。

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