【読書】読書記録『2021年11月』

目次

はじめに

今回は11月に読んだ本の紹介と感想をまとめていきます。
11月は図書館を利用し始めたので、予定にない本をたくさん読みました。

私はもともと図書館の利用に対して消極的でした。その理由として、本はすべて手元において、好きな時に読みたいと考えていました。そして図書館のシステムをまだ知らなくて、てっきりその図書館にある本しか借りられないと勘違いしていました。
あるとき自分が住んでいる地域の図書館について調べてみると、ほかの図書館からも本を取り寄せることができると知り、さらに本の受け取りと返却以外はすべてネットでできることを知って、利用し始めました。

実際に利用し始めると思ったよりも便利で、週一回は必ず図書館に通うようになりました。
そして肝心の「本を所有したい」という考えですが、「再読したい本を所有する」に変えました。
もともとは読みたい本であれば買うようにしてたのですが、これだと金銭的にも場所的にもキツイという問題がありました。せっかく買ったのに結局そのまま放置してる本とか、一回読んだだけで満足した本もそれなりにあったので、これを機にやり方を変えるようにしました。
つまり読みたい本はまず図書館で借りて読んでみて、また読みたいと思うなら購入するというようにしました。

今では事前に気になってる本をリストに保存して、休日に近づいたら何冊か予約して、休日に返却&受け取りに行くようにしています。

11月に読んだ本
  • 教養のためのブックガイド
  • 本棚の歴史
  • 罰せられざる悪徳・読書
  • それでも、読書をやめない理由
  • 福翁自伝
  • 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録
  • ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊
  • シェイクスピア全集Ⅳ

教養のためのブックガイド

東大の教授たちが教養とは何かについていろいろ議論すると同時に、おすすめの本を紹介する内容です。議論の内容は参考になります。
様々な本が紹介されているが、すべての本に対して解説があるわけではなく、タイトルだけ挙げた本もかなりあるので、気になった本については自分で調べる必要があります。
人によっては形式が異なり、本格的に解説することもあれば、章の最後にリストだけ載せていることもあります。

紹介されている本をチェックするという意味で、再読したい一冊です。

本棚の歴史

図書館で偶然見かけて借りてきました。本が巻物だった時の保管方法から現代までの本棚の歴史について紹介しています。 具体例が非常に豊富でかつイラストも多いですが、全ての説明に対してイラストがあるわけではないので、イメージできなかった箇所も多かったです。
活版印刷術が発明される前、本が普及してなかった頃は、本は貴重で、チェストに保管されてたけど、本の数が増えてくると書見台に置くようになり、鎖につなげるようになりました。それでも本が増えると書見台の上にスペースを作り、そこに平置きするようになったが、それでも本が増えると新たな対策が必要になり、いろいろ試行錯誤していくところが面白かったです。

何者でもないけど、何者にもなれる者が様々な人間として生きていくうちに徐々に「自分」を見つけていく物語です。
何者にもなれるというのは物理的な意味で、男にも女にも、身体能力も年齢も自由に調整できることです(中には調整できない者もいるけど)
主人公は色んな人になって、色んな人に会うことによって本当になりたい自分を見つけていきます。

物語の雰囲気は、個人的に感じたことですが、表紙と同じくうす暗くて、未来が見通せずどんよりしていて、だけど穏やかで、最後はほんのり温かい。
私は暗い物語が苦手なので、この小説は私にはちょっと合わなかったです。

罰せられざる悪徳・読書
それでも、読書をやめない理由

気になった本でしたが、思ったよりも読みにくくて、流し読みで読みました。
『罰せられざる悪徳・読書』はタイトルの通り、「読書」することは悪徳であると述べているが、決してネガティブの意味ではないようです。
『それでも、読書をやめない理由』では著者の経験と外国の本(殆ど知らない)をふんだんに引用した読書論となっています。外国の本がたくさんあるので、ちょっととっつきにくかったです。第5章の電子書籍と紙の本の話が面白かった。

福翁自伝

読みやすくて面白かったです。
福沢諭吉のことは名前くらいしか知らなかったのでしたが、若い頃いろいろ破天荒なことをやってたとのことで、印象が大きく変わりました。例えば店のお皿を盗んだり、盗んだお皿を気に入らないからと言って他の人に投げつけたりして、今だと炎上確実なことをいろいろやってました。
また、当時外国の本は非常に貴重で、その本を手に入れるために、徹夜して写本するなど、並外れた努力をしてたのはすごいと思いました。

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録
ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

紹介している本の中から、興味深い本がないかを知るために読んでみました。斜め読みで読みました。

シェイクスピア全集Ⅳ

シェイクスピア全集の第4巻を読みました。それぞれの作品の感想は以下になります。

『リチャード三世』
シェイクスピアの史劇です。王の弟であるグロスターは王になるため、手段を選ばず邪魔者を一人残らず亡き者にして王になったけど、味方が離れていき最終的に戦争で討たれるという物語です。
人は目的を達成するため心にもない名言をこうもスラスラと言えるんだなと感心しました。
その行動力と頭の回転力を少し分けてほしいと思いました。

『じゃじゃ馬ならし』
珍しく劇中劇がメインの作品です。導入部分が実際に起きていることで、そこで演じている劇が今回のストーリーとなります。
喜劇ですが、当時でも問題になりそうな内容だから、劇中劇ということにしているのかも知れません。

『ヴェニスの商人』
シェイクスピアの喜劇です。 借金の話から始まり、箱選び、裁判、指輪と、話が二転三転して、どれも面白いなと思いながら、最後まで一気に読み終わりました。
特に第4幕の裁判はどうなるかハラハラしました。そのあとの指輪の話も良かったです。
間違いなくこれまで読んできた作品の中で一番好きです。
また気軽に読みたいので、別途文庫版も購入しました。

『お気に召すまま』
シェイクスピアの喜劇です。登場人物同士の繋がりがちょっと分かりにくかったですが、「ヴェニスの商人」と同じく、女性がメインで活躍している物語です。
大団円に持ち込むためか、最後の最後に都合が良すぎたことがあって、ちょっとモヤモヤしました。

『アントニーとクレオパトラ』
登場人物全員に共感できなかったけど、不思議と物語に惹き込まれました。
クレオパトラはアントニーのことを何回も裏切ってるのに、アントニーもクレオパトラとの関係を打ち切りたいと思ってるのに、最後の最後でお互いのことを思っているように見えたので、結局よくわかりませんでした。

まとめ

11月に読んだ本を紹介しました。中には理解するのに難しい本や、必要なところだけ読んでみたい本もありましたが、すべての本に対して精読するつもりはないので、このスタンスのままで行きたいと思います。

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