はじめに
自作PCで一番楽しいのはやっぱりパーツ構成を考えるときだと思います。
現在のスペックに特に不満はないが、2020年時点で、もし一から組むのであればどんなパーツ構成になるのかについて備忘録として残してみたいと思います。
2020年現在のメインPC構成は以下になります。
組み立てたのは2017年年末だけど、そこから徐々にアップグレードして、気が付いたらCPUとマザーボード以外すべて変更しました。
メインPC構成
CPU | Core i7-7820X |
マザーボード | TUF X299 MARK 1 |
メモリ | CORSAIR DDR4-2666MHz 128GB |
ビデオカード | ELSA GEFORCE GTX 1080Ti 11GB S.A.C |
SSD | Samsung 860PRO 1TB |
電源ユニット | Seasonic PRIME Ultraシリーズ 850W |
PCケース | ASUS TUF Gaming GT501 |
OS | Windows 10 Pro |
各種パーツごとに重視していることを以下にまとめてみました。
新しくPCを組み立てた場合でも、メモリとSSD、電源ユニットは現在の構成のままでいいと思う。
- CPU
-
- 10コア以上は欲しい
- AMDの場合は「Threadripper」
- Intelの場合は「Xeon」
- マルチCPUに挑戦してみたい
- HEDT
- マザーボード
-
- 耐久性重視
- 機能は気にしない
- 12フェーズ以上は欲しい
- バックパネルがあるとなお良い
- ASUS
- メモリ
-
- 周波数は気にしない
- カッコイイやつ
- 光らないやつ
- ビデオカード
-
- 1080Tiの2倍以上の性能
- ELSA
- SSD
-
- 1TB以上は欲しい
- MLC
- 電源ユニット
-
- 品質重視
- 80PLUS Titanium認証
- Seasonic
- PCケース
-
- ガラス無し
- しっかりとした頑丈な作り
- E-ATX対応
- フルタワー
CPU
CPUは現在と同じくハイエンドデスクトップ(HEDT)にします。
完全なる自己満足です。
CPUは8コアあれば十分だし、メモリも128GBいらないし、ビデオカードに至って複数積める予算なんて無いのでHEDTにする必要はないことくらいはわかってはいるが、一度HEDTを使えばもうメインストリームには戻れません。
ただそれだけ。
ただし買うとしてもDDR5やPCI Express 4.0に対応した次世代のCPUにしたいと考えています。
Intel
Core i9-10980XE
コスパは良くなったので、一度は最上位のCPUを使ってみたいけど、宝の持ち腐れ確定。
メモリは256GBまで積めて、PCIEレーン数も48までとキリのいいところまで来たが、絶対使い切れない(ただお金がないという言い訳です)
Xeon
XeonのマルチCPU構成は昔から憧れていた。
まだ全然調べてないのでなんとも言えないが、8コア×2の構成にしようと思う。
普通のパソコンと違って、いろいろ癖があるみたいですが、そこも含めて楽しそう。
理想は自宅サーバーを構成して、ブログを運営すること。
心配なのはセキュリティーと故障。
AMD
Ryzen Threadripper 3960X
第3世代Threadripperの最下位モデルだけど、24コマも必要ないので18コアモデルが欲しい。AMDを採用した場合の第1候補です。
現時点で組むとしたらこれだけど、本当は第3世代ではなく、第5世代くらいまで待って、十分に情報を集められたら改めて考えていきたい。
これまでAMDのCPU使ったことがないので、慎重に情報を集めて、選んでいきたい。
マザーボード
機能は重視せず、バランスが良さそうなものを選んでみました。
もう少し上位のモデルを視野に入れてもいいかなと思う。
というかマザーボード最上位モデルの値段は年々高くなってるな。
(8万のマザーボードなんて需要あるかな)
ROG Strix X299-E Gaming II
基本的な機能が一通り揃っている。あと値段的にも一番良さそう。
12フェーズで定格運用の場合は問題なさそう。
バックパネルが無いのは残念
ROG Strix TRX40-E Gaming
Threadripperを採用した場合のマザーボード。
16フェーズなのでコスパは良いと思う。
こちらもバックパネル無し。
メモリ
CORSAIR DDR4-2666MHz CMK16GX4M2A2666C16
現段階でこれ一択です。
ヒートシンクが付いてて、動きが安定していて、何より光らない。
ビデオカード
GeForce RTX 30シリーズである「RTX 3070」「RTX 3080」「RTX 3090」が発表されました。
RTX 3070 | RTX 2080 Ti以上の性能(20.31 TFLOPS)79980 円 |
RTX 3080 | 1080Tiよりも3倍くらいの性能(29.77 TFLOPS)109800 円 |
RTX 3090 | VRAM容量24Gの化け物(35.58 TFLOPS)229800 円 |
20万はさすがに高すぎます。それに加えて「RTX 3080」との性能差が20%くらいしかないので、買うとしたら「RTX 3080」一択です。
ちなみにレイトレーシングは個人的にはいらない機能です。
レイトレーシングよりも4K画質144FPSでゲームをプレイしたい。
現在は1080Tiで満足しているので、あと2、3年は戦えると思う。多分買わない。
SSD
Samsung 860PRO 1TB
SSDは現在使ってるものをそのまま使い続けたいかな。
不具合とかは全然ないし、MLCなのでTBWも余裕。
(余談だが1年ほど使用した結果、TBWは1200TBまで保証しているのに対して、5TBしか書き込んでない)
M.2もいいけど、ファイルの転送とかしない限りはSSDと体感的には変わらないみたいなのでパス。
それと熱と値段がネック。
電源ユニット
Seasonic PRIME Ultraシリーズ 850W
電源も現在の構成にしていきたい。
買った当初はノイズみたいな音が出てたけど、初期不良だと思って交換したものでも同じ音が出てたから仕様だと割り切っている。今ではだいぶ落ち着いてる。
80PLUS Titanium認証である実感はまったくないが、精神衛生上的に良い。
PCケース
良さそうなケースは全く無い。
というのもガラスがないケースが欲しいんだけど、なぜか非常に少ない。選択肢はほぼ無い。
ガラスのメリットはただ中身が見えるようになるだけだと思う。
ガラスがあると重くなるし、横置きにした場合、上になにか落としたら割れちゃいそうになるのでガラスのケースはなるべく使いたくない。
昔から思うんだけど、光る余裕があるならもっと良い部品を採用して欲しい。光らせるのはインパクトがあって、一番簡単にアピールしやすい部分だとは思うけど、過剰にアピールしたらただの光害。
それに何だか最近のケースの作りが安っぽくなってるのは気のせいかな。マザーボードを載せるパネルにちょっと力を入れただけでグラグラ揺れるし、SSDを取り付けるところなんて手で引きちぎれるんじゃないかと思うくらい脆い。
5千円くらいの安いケースなら理解できるが、2万もするケースにこれは無いと思う。もっとしっかりとした作りにして欲しい。それともガラスを支えられるくらいの強度があれば十分だと思っているのかな。
まとめ
2020年時点で組みたいパソコンの構成についてまとめてみました。
検討したのはCPUくらいで、あとは現在の構成のままで良いことになり、最後に至ってはただの愚痴になってしまった。どうしてこうなったんだろう。
まぁ、備忘録だからこんなものだろう。